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Premium Phakic IOL

合併症の抑制を考えた新しいICLレンズ
プレミアム眼内コンタクトレンズ

合併症の抑制を考えた新しいICLレンズ
プレミアム眼内コンタクトレンズ

プレミアム眼内コンタクトレンズは、EyeOL社製(イギリス)の後房型フェイキックレンズで、ヨーロッパの厚生労働省にあたるCEマークを取得しています。(CEマークは安全基準を満たすことを証明する称号です)すでに、世界20カ国以上で使用されており、当院では6年前に新規導入して手術を行っています。プレミアム眼内コンタクトレンズは、近視、遠視、乱視の治療はもちろん、世界で初めて老眼の治療を可能としたフェイキックレンズで、現在も老眼に対応したフェイキックレンズはプレミアム眼内コンタクトレンズしかありません。フェイキック手術で使用されるレンズには、いくつかの種類がありますが、結果においても良好な成績を残しています。レンズの素材も「ハイブリッド・ハイドロフィリック」が用いられ、眼内での安全性も証明されています。眼内での安定性を追求した独自のレンズデザインを採用し、レンズの光学径を広くしたことで、瞳孔径に左右されにくいクリアな視界が期待できます。また、レンズに設置された複数のホールによって、虹彩切開が不要となり、スムーズな房水の循環経路が確保されたことで眼圧上昇などのリスクを抑制します。

合併症の抑制を考えた新しいICLレンズ
プレミアム眼内コンタクトレンズの性能

プレミアム眼内コンタクトレンズには、フェイキック特有のクリアな視界を実現するために様々な新しい性能が採用されています。後房型のフェイキックレンズには「ICLレンズ」がありますが、海外の学会では「プレミアム眼内コンタクトレンズ」が同等以上の結果とレンズ性能を有していると報告されています。新たに採用されたプレミアム眼内コンタクトレンズのレンズ性能は、“クリアな視界”だけではなく、長期的な視機能の維持、合併症の抑制に効果を発揮しています。また、3焦点のプレミアム眼内コンタクトレンズは、今までは不可能とされていた老眼の治療にも対応しており、世界初の老眼用フェイキックレンズとして注目されています。
  • 瞳孔径に左右されない6.6mmのレンズ光学径

    眼内レンズで物を見る部分をの光学部といいますが、この光学部のサイズは瞳孔径に左右されるため、照明条件の違いによって見え方に影響します。瞳孔は、明るい所では小さくなり、暗い所では大きくなるため、光学部が小さいと暗い所でレンズよりも瞳孔が大きくなり、レンズの縁(周辺部)が見えてしまいます。このレンズの縁に光が反射するとハロー・グレアの原因にもなり、暗所での視機能が低下します。ICLレンズにも光学径を6.1mmに広くしたEVO+ICLレンズが登場しましたが、プレミアム眼内コンタクトレンズの光学径は6.6mmとさらに大きく設計されています。光学部が大きくなっても眼のサイズに合わせた13ものレンズサイズがあるプレミアム眼内コンタクトレンズは、眼内での安定性に優れており、照明条件に左右されない質の高い見え方を追求しています。

    • プレミアム眼内コンタクトレンズ
    • EVO+ICLレンズ
  • 独自のプレミアムカーブで白内障の発生を抑制

    従来のフェイキック後房型レンズ(ICL)は、レンズ形状がフラットに設計されていたため、水晶体との距離が近く、白内障が発症するリスクがデメリットのひとつでもありました。プレミアム眼内コンタクトレンズは、独自のレンズデザインによって、水晶体との距離を確保する「プレミアムカーブ」を採用し、フェイキック手術の課題であった白内障の発生リスクを軽減したことで、より安全性の高い視力回復手術を可能としています。

    • プレミアム眼内コンタクトレンズ
    • EVO+ICLレンズ
  • 長期的に視気機能を維持するハイブリッド素材を採用

    プレミアム眼内コンタクトレンズには、眼内で長期的に視機能を維持することができる”ハイブリッド・ハイドロフィリック・アクリル”が使用されています。ハイドロフィリック・アクリル素材は、白内障の眼内レンズにも使用されており、すでに眼内で使用されている実績がありますが、従来のアクリルレンズよりも水分含有量を多くしたハイブリッド素材を採用したことにより、タンパク質などの汚れがレンズに付着しにくい特性があり、長期的に安定した視機能を維持できることが確認されています。

  • 6つのハプティックスでレンズの安定性が向上
    プレミアム眼内コンタクトレンズには、眼内でのレンズの安定性を維持するために6つの支持部をもつ独自のレンズデザインを採用しています。フェイキックの後房型レンズは、虹彩と水晶体の間にある後房というスペースにレンズを挿入しますが、支持部が4つのICLに対して、よりレンズの安定が追求した6つの支持部を持つレンズデザインが、眼内でのレンズの安定性を実現しています。
  • 眼内の循環経路を確保する7つのホールデザイン

    プレミアム眼内コンタクトレンズには7つのホールが設置されており、それぞれが重要な役割を果たしています。かつてのフェイキック手術では、眼内を流れる房水の循環経路を確保するために、虹彩切開術が必要でしたが、レンズの中心部分にホールを設置することで、虹彩切開術が不要となりました。これによって、患者様の負担が大きく軽減されましたが、プレミアム眼内コンタクトレンズには6つのホールが追加され、眼内での循環経路の確保はもちろん、白内障や緑内障の発症予防にも配慮されています。大きく区分けすると7つのホールが3つの機能を果たしており、フェイキック手術の安全性をさらに向上させることに成功しました。

  • フルオーダーで作成されるカスタムレンズ
    プレミアム眼内コンタクトレンズは、眼の大きさに合わせてレンズのサイズが選択できるように全部で13ものレンズサイズが取り揃えられています。欧米人よりも眼のサイズが小さい日本人にもフィットするレンズをオーダーすることができますので、患者様個々に合わせたカスタムレンズでの手術を提供することができます。規制サイズしかない他の後房型レンズと大きく違い、患者様の眼のサイズに合わせてフルオーダーでレンズを作成しますので、レンズの度数だけではなく、眼内での安定性にも優れたレンズをご用意することができます。
  • カスタムレンズで常に理想的な水平状態で挿入できる

    プレミアム眼内コンタクトレンズには、乱視のある方にも対応したトーリックレンズもご用意することができます。一般的な後房型レンズにも乱視に対応したトーリックレンズがありますが、プレミアム眼内コンタクトレンズのトーリックレンズは、乱視軸をレンズ内にカスタマイズするため、どんな乱視軸に対してもレンズを水平に挿入することできます。これによって、眼内レンズを常に理想的な状態で挿入することができるため、レンズの安定性が大幅に向上。眼内を流れる房水の循環経路も常に一定化され、レンズの傾きに左右されることがありません。

    • プレミアム眼内コンタクトレンズ
    • EVO+ICLレンズ
  • エクセレントクリアサーフェイスを採用
    プレミアム眼内コンタクトレンズには、レンズの表面構造をスムーズにすることで見え方の質を高める「エクセレントクリアサーフェイス」という新しい技術が採用されています。フェイキック後房型レンズの中でも見え方の質が高く、ハローグレアの発生を抑制する工夫が施されています。実際に、ヨーロッパ白内障屈折矯正学会(ESCRS)において、スペインのDr.Teus教授により、プレミアム眼内コンタクトレンズがコラマーレンズ(ICL)よりもレンズの表面がクリアーかつスムーズであり、より見え方の質が高いことが証明されています。ESCRSの眼内コンタクトレンズのシンポジウムでは、当院の冨田院長が世界各国から選出された5人の講演者の1人に選ばれるなど、プレミアム眼内コンタクトレンズの世界的オピニオンリーダーとして活躍しています。